ネットワークの健全化

ネットワーク健全化のストーリー

製造業某社
  • 脆弱なネットワーク

    創業以来、2022年5月20日まで

    事務所と工場で構成される各事業所は、無秩序に拡張され手入れが困難となったネットワーク(スパゲッティコード)により、社員のパソコンと業務アプリケーションサーバー間の通信の可視性が失われている状態(なんとなく調子が悪い日々)でした。

    インターネットとイントラネットの出入り口である最上位ルーター、ネットワークを拡張するために増設されたいくつかのハブ、最下層に位置するパソコンやプリンター群、そしてそれらを中継するLANケーブルおよび無線LANの健康状態は常に不明。

    保守と運用を専任できる人材がおらず、トラブル対応は現場任せで、クレーム処理と事後対応はもっぱら本社総務部の役割でした。

  • ネットワークの診断

    2022年2月14日、診断チームの訪問

    Amalance社の診断チームが事業所に派遣され、現場の複雑化したネットワークの現状を把握し明瞭化しました。

    彼らはまず、事務所と工場それぞれのネットワークに接続されているパソコン、サーバー、ネットワークプリンターなどの端末を全て、検出しリスト化しました。この際、誰に聞いても判らない、組織の管理外の端末も検出されました。

    通信のボトルネックとなっている陳腐化した古いネットワーク機器やケーブルが特定され、最新の通信規格を備え継続的なセキュリティパッチの適用が可能な製品への交換を薦められました。

  • ネットワークの刷新

    2022年5月21日、新しい製品の設置と配線工事

    工場の操業が停止する土曜日に、丸一日をかけて以下の作業を実施していただきました。

    ルーターの交換
    ハブの交換
    無線APの交換
    LANケーブルの交換
    ワイヤレスのヒートマップ

    こうして生まれ変わったネットワークは、Software Defined Networkテクノロジーにより、ネットワーク全体をビジュアルに俯瞰した上で構成する全ての機器を直感的に集中管理できるようになり、所内ネットワークの自営保守が可能になりました。

  • 健全なネットワーク

    2022年5月23日から現在

    情報通信インフラが整備され自営保守できるようになったことで後顧の憂いがなくなり、現在ではより積極的なDXに取り組んでおります。

SDN製品の選定基準

ネットワークの見える化

ネットワークテクノロジーの民主化を掲げる米国Ubiquiti社のUniFi Networkブランドは、ルーター、L2/L3スイッチ、無線アクセスポイント、監視・防犯用のIPカメラに至るまで、エンタープライズに必要な製品を廉価に打ち出しながら、それらを集中管理するツールの利用が無料です。

必要な種類のUniFiデバイスを購入し設置すれば、Software Defined Networkテクノロジーによるネットワークの可視性と直感的な操作性が手に入り、デジタルネイティブな若手社員であれば二時間程度のトレーニングで社内ネットワークの保守を担えるようになります。

クラウドから管理

ローカルネットワークの可視化と操作をクラウドから支援します。

継続的な費用なし

ネットワークに必要な製品と機能をサブスクリプションフリーで。

グローバルで採用

販路が世界中にあり、エンタープライズが採用しやすい製品です。

Network Simplified

複雑化した社内ネットワークの現状を整理し明瞭化した上で、より最適なルーティングとスイッチング、より高速なワイヤレスアクセスへとアップグレードし、通信ネットワーク全体の信頼性と保守性を向上させます。