Relay2は、無線アクセスポイント / ルーターに自前のエッジサーバーをホスト可能なネットワーク兼サーバー装置の国際的なブランドです。Wi-Fiネットワーク / コンテンツサーバーのサービス展開とリモート運用をクラウドから簡単に実施できます。
これを用いて、総務省ガイドラインを満たす公衆無線LANを構成する方法を以下に示します。
Relay2 Cloud Wireless Managerに予め付与された管理者資格でログインします。
Configure > Security > Allow Domain Profileにて、RADIUS認証前=インターネット認可前にアクセス可能なドメインを指定します。
ここでは、wiffy側の外部キャプティブポータルおよび各SNSプロバイダー側のログインAPI関連のドメインを登録します。
Configure > WLANにて、サービスするWi-Fiを設定します。
WLAN TypeをGuest WLANとし、Splash Page TypeをExternalとすることでwiffyのキャプティブポータルを指定できます。必須項目は以下の通り。
設定項目 | 設定値 |
---|---|
Splash URL | wiffy指定の値を設定します。 |
Allowed Domain | 作成済みのAllow Domainプロファイルを選択します。 |
RADIUS Auth Server | 作成済みのAuthentication Serverプロファイルを選択します。 |
Session Timeout (min) | 認証認可済みユーザーのRADIUSセッションを時限で切断する時間を分単位で設定します。wiffy側のRADIUSサーバで指定することもできます。 |